「Google広告 試験 解答」「Google広告 試験 過去問」といった検索キーワードで検索している人が多数いるのですが、結論だけ書くと、GoogleはGoogle広告試験の過去問も解答も一切、非公開とされています。(公開されていたら教えてください!)
この姿勢は過去にGoogleが公式で開催していた無料のGoogle広告試験の受験対策セミナーでも貫かれており、セミナーの写真撮影が禁止とされており、出題される問題だけではなく、解答も秘匿の方針は明快なようです。(現在はセミナー開催は行われていません。)
Google広告の試験は厳密には「Google 広告認定資格の理解度テスト」と呼ばれる試験です。Google広告の資格では代理店資格要件となる「Google 広告の検索広告認定資格」と「Google 広告のディスプレイ広告認定資格」は必須と考えられますが、その他の「Google広告の動画広告認定資格」や「ショッピング広告認定資格」といった資格は専門性を明示できる資格となりますので必須という訳ではありません。
ちなみにGoogle広告の資格はGoogle 広告の検索広告認定資格、Google 広告のディスプレイ広告認定資格、Google 広告の動画広告認定資格、ショッピング広告認定資格、Google 広告「アプリ広告」認定資格、Google 広告測定認定資格の6つが存在します。(このうちGoogle広告測定認定資格は、Googleの代理店資格認定のGoogle Partner バッジの対象としてカウントされない資格です。)
なお、Google広告認定資格の資格要件とは無関係ですが、Google公式の試験として、Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)以外にもYouTube関連の資格など多種多様な資格が存在します。
IT業界に身を置くのであれば、知っておいた方が有益なものです。GoogleアナリティクスとGoogle広告との連携は今や、常識ともいえるものですし、SEOで注目されることが多いGoogleが掲げるモバイルファーストはモバイルサイトに関する知識が必須です。(いやはや大変な時代になったものです(苦笑))
ちなみにGoogleの公式資格の中でもGAIQについては、非公式でいくつかの解説サイトがあるにも関わらず、Google広告試験については、殆ど情報が掲載されている解説サイトが存在しません。
Google公認か非公認か不明ですが、Google広告試験に合格するためのGoogle公式ではない有料セミナーがたくさんあることで、暗に圧力がかかっているのかもしれません。実際に解説記事を掲載していたブログが、当該記事を全削除していたことも見たことがあります。
Google広告の試験問題が解答も過去問も非公開になっていますが、心配はいりません。Googleがきちんと公式として学習ガイドを用意しているからです。学習ガイドを用意しているからこそ、過去問や解答は非公開でも、合格できるというのがGoogleの考え方なのかもしれません。
数年前までは英語版の学習ガイドしかない時期もありましたが、今では日本語で解説されていますので、きちんと読み込めば大丈夫でしょう。
ちなみに広告代理店でGoogle Partnersに参加する場合であれば、出稿実績がある試験を選ぶと有利です。Youtubeの動画広告やGoogleショッピング広告の実績がないのに資格取得しても、広告代理店としては、動画広告のプロ!ショッピング広告のプロ!と訴えることはできません。あくまでも知識と経験の両輪で広告主に評価してもらうことが主眼になっています。
▼参考リンク
www.ja.advertisercommunity.com