2017年1月にGoogleが試験導入を開始していた、AdWordsのテキスト広告を自動生成する「Ads Added by AdWords」という新機能が日本国内でも利用開始されることが、AdWordsに登録しているメール宛に届きました。(※複数のアカウントで同じメールが届いていることを確認しています。)
2017年の試験導入時には、約2,000件の製薬業界以外のアカウントが対象で行なわれているとの情報がありましたが、AdWordsの公式ヘルプによると、すでに英語だけではなく、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、イタリア語の各言語で配信すると適用される可能性があるということになっているようです。
日本語も2018年4月以降、公式ヘルプに掲載されていくと思われますが、同じタイミングで日本語以外の言語でも導入されるかについては不明です。
なお、製薬業界では現在も適用されていないのか?その他の業界で規制がある業界はないのか?そもそも、日本国内では製薬業界でも適用されない特定の業界が存在するのか?不明点が多い新機能なので、今後の推移を見守るしかないでしょう。
日本国内では2018年4月29日(日)から、順次、新機能が適用される可能性があるとのことですが、Googleからの告知メールでは必ずしも全アカウントに適用されるとは限らないとのこと。あくまでも適用される可能性があるため、告知しているというGoogleの姿勢です。
また、「Ads Added by AdWords」は自動的にオンの状態ですが、管理画面からオフにすることもできます。
ちなみに新機能の呼称は英語名では「Ads Added by AdWords」という名称がありますが、日本語名での、この機能の名称はGoogleからの告知メール内では記載がありませんでした。AdWordsの公式ヘルプでは「広告の候補」という名称なので、「広告の候補」という名前が浸透していくのかもしれません。
2017年の時点で「Ads Added by AdWords」自体がリスティング業界でも、3つのブログでしか言及がなく、あまり話題になっていないので、今回も華麗にスルーされる可能性もあります。
しかし、人が考える広告文を元に自動的に生成される広告がどんなものになるのか?
Googleの人工知能による自動生成広告の動向に注目です。
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