2009年からGoogleが提供してきたURL短縮サービスのGoogle URL Shortenerが2019年3月で終了するというニュースが飛び込んできました。
正式な終了日までは約1年ありますので、Googleの短縮URLサービスを利用している場合、他社サービスに移行が必須となります。Googleは2008年にアメリカで創業されたBitlyやOw.lyといった短縮URLサービスへの移管を推奨しています。
なお、Googleがどのような判断で終了を決定したのかは不明です。しかしpixiv(ピクシブ)が運用していたURL短縮サービスのp.tlサービスもマルウエアに感染したサイトやスパムメール、フィッシング等に利用されているとして2017年9月29日(金) 12時にサービス提供を終了しています。
Googleの提供しているURL短縮サービスでも同様な状況が発生しており、サービス提供を終了することに決定した可能性も否めません。近年、Googleのインターネット上でのセキュリティに対しての意識の高さは、GoogleのブラウザであるChromeで将来的にHTTP接続というだけで警告表示を出す方針を打ち出していることからも明らかです。
Googleが撤退したことで、今後はBitlyやOw.lyの2大サービスが主力となりますが、スマホファーストの時代において、URL短縮サービスを利用する環境も大きく変化していくでしょう。
※2019年4月追記※
2019年3月末に当初の予定通り、Google URL Shortenerが終了となりました。
▼参考リンク