就職や転職の情報提供を主力事業としている株式会社マイナビのニュース記事でコラムとしてGoogleマーケターの仕事についての話が出ていました。第一回ということなので、今後もGoogle勤務の方の記事が出てくるのでしょう。
第一回として、グーグル日本法人でマーケティングマネージャーを務める方が取り上げられていました。GoogleがSMBと呼ぶ中堅小規模ビジネスの顧客の広告戦略を支援をメインの業務としているとのこと。
具体的な支援内容はGoogle AdWords、Google マイビジネス、動画広告のYouTubeといったGoogleサービスのマーケティング活用の提案とのこと。2017年は国内6都市でイベントを開催し、大きな反響で手ごたえをつかむなど、新しい取組みも積極的に行っている模様です。
Googleでマーケターと聞くと、データーサイエンティストのようなイメージか、一般的な営業や広報に近い動きなのかと思っていました。
しかし、今回のインタビューで取り上げられている方は、一般的なイメージのマーケターという感じではなく、オンラインを接点としているだけではなく、セミナーなどのリアル連動も含めてGoogleのサービスを利用するSMBの顧客を増やしていく施策を包括的に実行している印象でした。
もちろん、役職がマネージャーという立ち位置の方なので、Googleのマーケターではありますが、マーケターという雰囲気とは少し毛色が違うのも仕方ないかもしれません。どちらかというと、個別の戦術を動かしているマーケターというよりは、全体の動き、戦略面を見ている管理職という感じです。
個人的には戦術面ではなく、戦略面で動いているGoogleマーケターの話が聞きたいと思います。一部の広告関連のセミナーに出てくるようなマーケターくらいしか話を聞く機会は少ないですし、マーケターという存在はそもそも裏方です。
Googleに限らず、マーケターの仕事ぶりは見聞する機会がないので、地味な印象がありますが、興味がある人が多い職種だと思いますので、ぜひ取り上げて欲しいと思います。
▼参考リンク