【演習問題】Google広告でアフィニティカテゴリに合致するユーザーは次のうちどれですか?最も最適なものを選択せよ。
ローンについて調べているユーザー
★映画に強い関心を示しているユーザー
子育てをしているユーザー
自動車の購入を考えているユーザー
【解説】
Google広告のアフィニティカテゴリについて内容をキチンと理解しているか?を確認する設問となります。
Google広告ディスプレイ&ビデオ 360のヘルプページの項目「アフィニティ カテゴリのターゲティング」で以下の記載があります。
アフィニティ カテゴリは、自社の商品に強い関心を持つアフィニティ グループに対して広告を表示し、認知度を高めて購入を促したい場合に便利です。
アフィニティ カテゴリをオーディエンス ターゲティングに追加することで、ユーザーがウェブの閲覧中に示した関心に基づいて広告が配信されます。「二輪 / 四輪」、「スポーツ」、「豪華旅行」、「ファッション」など幅広いリストから選択し、その分野に関心を持っている可能性が高いユーザーに広告を配信できます。
結論だけを先に書くと「★映画に強い関心を示しているユーザー」が正解となります。
まず他の選択肢を吟味していきます。「子育てをしているユーザー」は興味関心ではないので却下です。
次に「自動車の購入を考えているユーザー」ですが、このユーザーはモノゴトへの興味関心ではなく何かを購入することへの興味関心となるのでGoogle広告で定義されているのは購買意向の強いオーディエンスが適切です。
最後に残ったのが「ローンについて調べているユーザー」です。購買意向とも少し違いますし、子育てのように個人の状況とも違います。正解との2択で迷うと思いますが、Google広告でローンについて調べているユーザーをアフィニティカテゴリで選択して広告出稿ができないので不正解となります。(逆に映画については映画好きというアフィニティカテゴリが存在しますので正解となります。)
今回の設問では2択まで絞ることができれば実務では問題がないと思います。Google広告の中でもディスプレイ広告ではWebサイトに一度訪問したユーザーに対してだけ絞って広告出稿するリマーケティングが使われることが多いですが、昨今のプライバシー保護の流れもあり、今後は90%以上機能しなくなると考えて差し支えありません。
しかしアフィニティカテゴリなどの様々なターゲティングで広告出稿することが可能なのでリマーケティング以外の広告手法を理解しておくコトは非常に重要になると思います!
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