画像:リスティング広告 求人で検索した場合に掲載されたGoogle for Jobs
(※一部社名などは意図的に伏せております。)
2017年6月にアメリカで掲載開始となったGoogle for Jobsですが、日本国内では11月16日現在、公式には展開されていません。
■Google for Jobsの展開地域や詳細な仕様などの公式解説ページ
Job Posting | Search | Google Developers
画像の通り、Google for Jobsはエンリッチリザルトと呼ばれる形式で目立ちます。検索連動型広告の広告枠の直下に掲載され、自然検索より上部に掲載されるので目立ちます。PCだけではなくスマートフォンでも同様にエンリッチリザルト形式で掲載されるため、検索利用者の視線に入る可能性が高いことは容易に推測できます。
Google for Jobsの日本国内でのテストについて最初に言及されているのは以下の11/6(火) 9:17のツイッターでの投稿ですね。
Google for Jobs だよなこれ。
— Naoki Okamoto (@aposutorofyi1) November 6, 2018
いつのまに日本で実装されたんだろ?
こう見ると結構求人案件は影響ありそう。さすがIndeed対策と言われてるだけある。 pic.twitter.com/sN5LxcQzSX
この投稿を皮切りにして、様々な人が Google for Jobsの日本国内でのテストについて言及されています。
現状では一般の日本国内の利用者には表示されていませんが、特定の環境下でGoogle for Jobsの表示テストが継続して実施されていると考えられていますね。
▼補足
特定の環境とは「Googleアカウントにログインした状態で以下のURLから求人関連のキーワードを検索する」場合です。
※上記の特定の環境でもGoogle for Jobsが出ないこともありましたので、必ず表示されるとは限りませんのでご注意ください。
今後、求人サイト同士の熾烈なGoogle for Jobsの枠争いも始まるとは思いますが、自社の求人ページも積極的に目立つ枠に出していくというGoogle for Jobs最適化の動きも出てくるでしょう。
また枠に出していくことだけではなく、ロゴ部分が画像が表示されるようにするなどを含めて、求職者により魅力的な求人として認知してもらい、クリックして求人ページに誘導するようなの最適化も必須になると思います。
現状では求人についてはIndeed(インディード)の最適化が重要視されてきましたが、Google for Jobsついても対応していく必要性が高まっていくと思いますね!
テストができるので、自社サイトのGoogle for Jobs対応も検討しておけば、実際に日本国内で展開開始となったときに、優位に立てるでしょう。
【追記】
ちなみに2019年1月にGoogle for Jobsが正式名称として「Googleしごと検索」という形でリリースされました。以下の記事もオススメです!