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【2019年最新】Googleサーチコンソールを正しく使ってSEO対策する方法

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SEO対策で日々、悩まれている方も多いと思いますので、今回はGoogleサーチコンソールを利用して、うまく検索結果の上位表示に生かす方法をまとめてみました!

 

まず、SEOをするにしても、そもそもGoogleがどのようにして、検索結果を表示しているのか?という概念を理解しておく必要があります。

 

実はこの概念をきちんと理解していないと、自分としてはSEO対策しているのに、検索結果に表示されない!という事態が発生してしまいます。

 

これはグーグルおよびグーグルからアルゴリズムの提供を受けているYahoo! JAPANの検索結果に出ないことになり、日本国内の検索エンジンのシェア90%以上に掲載されないという最悪の事態を招くことになりますので、本当に注意が必要です。(※だたし検索連動型広告で出稿するから大丈夫という場合はこの限りではありません。)

 

 

Googleでは以下の3つのステップで検索結果を表示させています。

 

1.クローリング

Googleのボットと呼ばれるクローラーがページを読みにきて検出してきます。

2.インデックス

クローリングしたページをグーグルの辞書のようなものに登録します。

3.検索結果の表示

Googleが設定しているアルゴリズムによって検索結果の順位を決定します。

 

 

一般的にSEO対策というものについては3つのステップの3つ目にばかり注目がいきますが、実はうまくクローリングされていない、インデックスされていないということが頻発していて、そのことに気づかない事例が山ほどあります。

 

今回はGoogleサーチコンソールを正しく使って、クローリングとインデックスの課題解決について、確認手順は以下となります。

 

 

※注意事項※

Googleサーチコンソールの登録方法については割愛させて頂きます。またGoogleサーチコンソールは登録しても、管理画面上に即データが反映されることはなく、数日から数週間待たなければならない場合がある点、ご注意くださいね!

 

 

Googleサーチコンソール管理画面

Googleサーチコンソール管理画面

 

 

Googleサーチコンソールにログインすると上記のような画面が出てきます。

 

 

Googleサーチコンソール管理画面のカバレッジ

Googleサーチコンソール管理画面のカバレッジ

 

 

ご注目頂きたいのは左のサイドメニュー内にあるインデックス項目内に分類されているカバレッジの項目です。

 

カバレッジをクリックすると画面が切り替わって、以下のような画面表示になりますね。

 

 

Googleサーチコンソール管理画面でのカバレッジ項目内容

Googleサーチコンソール管理画面でのカバレッジ項目内容

 

 

この画面で有効の項目がグーグルのクローリングとインデックスが問題ない状態のページの数を示しています。

 

逆にエラー除外のものは、問題が発生しています。エラーならグーグルがクローリングができていないもので、除外はインデックスができていないものです。

 

ちなみに厳密に除外に表示されているページは今後インデックスされるものやタイムラグで除外になっているものの、既にGoogleにインデックス済のものも含まれていることがあるので、除外内に掲載中のページが問題が必ずしも問題があるとは断定できません。

 

そこで、今現在、除外に掲載されているページがグーグルにインデックスされているか、否かの確認方法がURL検査になります。

 

このURL検査で、調査したいURLを入力すると以下のような画面になります。

 

 

URL検査の画面

URL検査の画面

 

 

上記例では既に登録されていますので、グーグルにインデックスされていますが、登録されていないという前提で右上にある公開URLをテストというボタンをクリックします。

 

 

公開URL挙動画面

公開URL挙動画面

 

 

こんな感じで1分くらい待ちますが、リアルタイムでグーグルにインデックス状況の確認を実行しているのでやむを得ませんね…

 

 

公開URL最終画面

公開URL最終画面

 

 

このように「URL は Google に登録できます」という表記が出れば、問題がないので、最後に「インデックス登録をリクエスト」をクリックすれば、さらに1分くらい待ちますが、グーグルにインデックスの登録依頼が実行されて、終了です。

 

状況にもよりますが、数日~数週間以内でインデックスされます。

 

ちなみにURL検査については、1日の利用制限数があります。厳密な数字はグーグルも公式には言及していないはずなのですが、だいたい80回~100回でチェックできなくなってしまいます…

 

この利用制限数については裏技もあるのですが、今回は割愛いたします。

 

いくつかのサイトでは利用制限がないと断言していますが、たぶん小規模サイトで制限がかかるような経験がない方が書かれた誤情報ですので、くれぐれもご注意くださいね!

 

URL検査については、1日の利用制限はないというフェイクニュースならぬ、誤情報が結構拡散しているので、ぜひ是正したいと思って、この記事を書きました。

 

Googleもそんなに大量にURL検査を実行する必要は一般的なサイトにはないでしょ?って見解を示しているんですが、大規模サイトでは、結構、サイトマップで書き出してもGoogleがうまくクロールしてくれないことは日常茶飯事なので、ぜひ、1日の利用制限を撤廃して欲しいものです。

 

あと、お決まりの画像認証も止めてほしいです。煙突を選びましょうとか、バイクを選びましょうとか、バスはどれですか?信号機を選んでくださいとか、正直、飽きました(苦笑)

 

▼参考リンク

www.google.com

support.google.com