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Google、メールサービスのGmailを大幅刷新

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日本時間で2018年4月26日(木)にWeb版Gmailのリニューアルが行われました。日本国内のユーザーでも利用することが可能になっており、Gmailのログイン後の画面の右上にある歯車マークから新しいGmailを試すという項目を選択すると、新しいGmailが利用可能になります。

 

新しいウェブ版のGmail画面の大きな違いは、フラットなマテリアルデザインでUIデザインとなり、見た目の印象が大きく変わりました。これにより、視認性が非常に高く、使いやすさも大幅にアップしています。


今回の大きな目玉はビジネス上の機密性が高いメールに利用することが想定されている
機密モードになります。機密モードでは送信するメールに閲覧有効期限が設定できます。この閲覧有効期限がすぎると自動的にメールが消滅してしまいます。

 

どのようなイメージになるのかは不明ですが、まるでスパイ大作戦のようなことがメールで成立することになります。SNSのスナップチャットでも投稿した画像が時限設定で消えるという機能はあるので、技術的にはメールでも可能だと思いますが、需要があるかどうかは不明です。


なお、消えるメールという利点だけではなく、メールの転送やコピー、ダウンロード
さらに印刷することもできないので、本当に名実ともに「消えるメール」だと言えるので、機密漏えいリスクが大幅に低下すると考えられます。

 

現時点では、自主的に手動で新バージョンのGmailを利用するしかありませんが、今後、ある時点でGoogleは強制的に今回リリースした新バージョンに移行させていくことが予想されます。

 

さらに、現時点では利用はできませんが、オフラインでもメールが読み書きできる
機能が今後数週間以内に実装見込とのことです。こちらは技術的にはProgressive Web Apps(PWA)と呼ばれるウェブ・アプリにGmailが移行することで実現できる機能となります。


その他にもNudgingと呼ばれる返信や対応を促す機能やあまり読んでいないメーリングリストの受信停止を提案したりもする機能も実装されました。これらはGoogleが注力している人工知能(AI)が活用された新しい機能になります。

 

見逃せないのはGoogleカレンダーなど他のアプリとの連携も充実しており、GoogleのGmail刷新の意気込みを感じます。

 

なお、様々な機能がありますが、全てのGメール利用者が全ての機能を利用できている訳ではないようです。 オフラインでもメールが読み書きできる機能のように、順次適用されるのを待ちましょう。

 

最後になりましたが、GmailにはGoogleアドワーズで広告出稿もできるので、シンインターフェイスと広告との相性も気になるところです。

 

▼参考リンク

japanese.engadget.com

www.gizmodo.jp

jp.techcrunch.com