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Google広告【旧:Google AdWords(グーグルアドワーズ)】認定資格の試験問題の設問と解答例を掲載。Googleアナリティクスの認定資格【GAIQ】など他の取得済の資格についても掲載してます!

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【演習問題】検索向けの類似ユーザー機能では元のリマーケティングリスト(シードリスト)が除外されるのはなぜですか。理由を以下から選びなさい。

各類似ユーザーのシードリストメンバー

 

【演習問題】検索向けの類似ユーザー機能では元のリマーケティングリスト(シードリスト)メンバーが除外されるのはなぜですか。理由を以下から選びなさい。

 

★類似ユーザーとシードリストメンバーで重複しないようにするため。

広告が優先的に表示されるようにするため。

広告が誤って二重に配信されないようにするため。

関連性の高いユーザーのみを広告配信の対象にするため。

 

【解説】

Google検索広告の類似ユーザー機能について内容をキチンと理解しているか?を確認する設問となります。

 

スキルショップの「検索広告」の基本を学ぶの内容で3. 既存の顧客データを活用してマーケティング目標を達成するの項目で以下の記載があります。 

 

重複を避けるために、類似ユーザーリストからはシードリストのユーザーが除外されるようになっています。たとえば、シードリストが「すべての訪問者」の場合、その類似ユーザーリストには、サイトにアクセスしたことのないユーザーのみが含まれます。

 

これについては類似ユーザーリストからはシードリストのユーザーが除外されると明示されていますので「類似ユーザーとシードリストメンバーで重複しないようにするため。」が正解です。

 

Google広告ではリマーケティングを実施することで高い費用対効果が得られていましたが、昨今のプライバシー保護の観点からのCookieの利用制限を推進する流れの影響で効果が上げにくい状況になっています。

 

Google広告のヘルプでもAppleのApp Tracking Transparency(ATT)による影響を受ける可能性がありますと明言されています。

 

そのため類似ユーザーでも同様にシードリストの影響を受けるので精度が低くなってきているということも正直なところ否定はできません。

 

但し類似ユーザーは既存のリマーケティングリストのユーザーと検索傾向が似ているユーザーをリスト化することができるので現状打破という意味では活用しておくべき施策になってきていると思います。

 

特に今後はGoogleでもサードパーティクッキーの利用が終了することは確実なので今のうちに配信母数が減っているリマーケティングだけではなく、類似ユーザーも拡張しておいて見込み顧客の獲得を行なっていくべき時期になっていると考えています。

 

最後になりましたが、類似ユーザーには元のリマーケティングリストも含んでいると勘違いしている場合が多いので要注意です!

 

▼参考リンク

support.google.com

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