ウェブサイトへのリンクを貼ってもらう機会が得られれば、SEO の成果が高まります。他のサイトからリンクしてもらううえで適切な方法は次のうちどれですか。
Aリンクの見返りとして金銭を支払う
★B利便性が高く優れていると評価してもらえるコンテンツを作成する
Cスタッフの個人サイトにリンクを貼ってもらう
Dサイトの内容や関係性に関係なく、まずはこちらからリンクする
以下、デジタルワークショップに記載があるキャプションから引用してみましょう。
まずは、バックリンクから説明しましょう。これは、他のウェブページからあなたのウェブサイトへのリンクを示す言葉です。あなたのウェブサイトへのリンクが多いということは、より多くの人があなたのウェブサイトを紹介したいと考えている、ということにつながり、あなたのウェブサイトに有益な情報が含まれていると考える人が多いということになります。
上記から有益な情報が含まれていることが重要と書かれていますので、一番近い「利便性が高く優れていると評価してもらえるコンテンツを作成する」が正解となりますね。
利便性が高いというのが、有益な情報と同一と考えるのは早計だと思う方もいると思いますので、補足です。
リンクの見返りとして金銭を支払うことについてですが、Google Search Consoleのヘルプに以下の記載があります。
検索結果においてサイトのランキングに悪影響を与える可能性のあるリンク プログラムには、次のようなものがあります。
PageRank を転送するリンクの売買。これには、リンク自体やリンクを含む投稿に関して金銭をやり取りすることや、リンクに関して物品やサービスをやり取りすること、特定の商品について記載しリンクを設定してもらうのと引き換えにその商品を「無料」で送ることなどが含まれます。
リンクの売買について、Googleの公式見解として否定的な内容が書かれていますので、却下ですね。
サイトの内容や関係性に関係なく、まずはこちらからリンクすることについては、デジタルワークショップの動画のキャプションに以下の記載があります。
質の低いウェブサイトとは、他のウェブサイトへのリンクのためだけに存在していて、関連性がほとんどないようなウェブサイトのことです。
まずはこちらからリンクすることの是非については記載はありませんが、サイトの関連性についての言及がありますので、関連性が低いものは評価としては高くないリンクとGoogleは認識するということを暗に示しています。よって不正解と判断してよいでしょう。
残ったのはスタッフの個人サイトにリンクを貼ってもらうですね。SEOコンサルタントとして、主観的な意見を書かせてもらいますと、これ自体は悪いことではないとは思います。それはスタッフの書いている内容がビジネスと関連性がある可能性も否定できないからです。ただし、個人ブログなどの趣味ブログなどはビジネスと関連性がほとんどないことは明白ですので、関連性が低い被リンクが有益とはGoogleが判断しないという状況下においては、最適と判断するのは難しいというのが所感です。
2018年は特に関連性よりはソーシャルメディアでの拡散に比重が置かれていた一年という印象なので、関連性よりは拡散量がモノを言う印象もありましたが、基本的にはSEOにおいては関連性の高さが重要視される傾向がみられていますので関連性を重視してバックリンクをもらえるような施策を実施していくことが重要かと思われますよ!
※ジャンル:ウェブ上でビジネスを簡単に見つけてもらえるようにする
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