【演習問題】森山さんは金融関係のマーケティング担当者です。同社の広告予算を月単位で立案することを求められています。そこで今回、Google広告のパフォーマンスプランナーを利用することにしました。パフォーマンスプランナーを使う利点を次のうちから正しい回答をすべて選択してください。
【解答】
パフォーマンスプランナーは機械学習を利用しており、精度が高いから
パフォーマンス プランナーはGoogle検索の何十億件もの検索クエリが考慮されているから
パフォーマンスプランナーは世の中全てのデータを管理しているから
パフォーマンスプランナーは未来を予知する能力があるから
【解説】
この演習問題ではGoogle広告に2019年5月に導入された最新機能「パフォーマンスプランナー」について充分な知識を習得しているかどうか?を確認する設問となります。検索キャンペーンのみ適用できる機能ですが、理解していきましょう!
Google広告のヘルプではパフォーマンスプランナーについては以下のような記載があります。
できるだけ正確な予測をするため、パフォーマンス プランナーでは何十億件もの検索クエリが考慮され、通常 24 時間ごとに更新されます。それから、季節性や、競合他社の活動、ランディング ページといった変数を含め、関連性のある広告オークションがまとめてシミュレーションされた後、Google 広告の掲載結果レポートの [コンバージョン] 列にあるコンバージョンの種類に基づいて、コンバージョン数が予測されます。
また以下のような記載もありますね。
パフォーマンス プランナーでシミュレーションが行われ、データが収集されると、機械学習を使って予測が細かく調整されます。また、推奨予算をできるだけ正確に保つため、1 日、7 日、30 日、90 日の期間にわたって継続的に予測の正確さが測定されます。
パフォーマンスプランナーのポイントは2点で、機械学習とGoogleの検索クエリの実データを活用しているので、精度が高いという点です。
よって正解は「パフォーマンスプランナーは機械学習を利用しており、精度が高いから」と「パフォーマンス プランナーはGoogle検索の何十億件もの検索クエリが考慮されているから」となります。
丸暗記は不要ですが、「72 時間以上運用している」「過去 7 日間に 3 回以上クリックがあった」「過去 7 日間にコンバージョンが 1 回以上発生した」などの適用要件もあるので、確認しておくといいでしょう!
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