【演習問題】Google広告の標準機能として実装されているパフォーマンスプランナーを使うと何が出来るようになりますか?
検索語句レポートを分析して過去のパフォーマンスを参考にキーワードと除外キーワードの両方を追加できる
費用対効果を改善して目標コンバージョン単価(CPA)内でコンバージョン数を増やすことができる
既存キャンペーンについて最適化したコピーを作成して下書きやテストツールでテストすることができる
★キャンペーンから最大限の成果を得るには Google広告の何の機能を有効にすればよいかを判断できる
【解説】
Google広告の標準機能として実装されているパフォーマンスプランナーの内容をキチンと理解しているか?を確認する設問となります。
Google広告のヘルプ内のパフォーマンスプランナーについてという項目に以下の記載があります。
パフォーマンス プランナーでは、以下のことが行えます。
- キャンペーンの予測データにアクセスする。
- キャンペーンのさまざまな設定を調整して掲載成果を確認する。
- 季節性の傾向に基づく最適化案を理解する。
- 複数のアカウントやキャンペーンの予算を管理する。
回答と直接的な正解がイコールではありませんので難問ですね!そこで引用した文言で分かりにくい最適化案という言葉の定義について確認してみます。
Google広告のヘルプ内の最適化案についてという項目に以下の記載があります。
どの最適化案も、キャンペーンの掲載結果を改善できるよう、お客様ごとにカスタマイズされた改善案です。新しい関連機能を紹介するほか、入札単価、キーワード、広告を改善して予算を効率的に活用する方法を提案し、キャンペーンの全体的な掲載結果と効率の向上を支援します。
以上から改善するための機能を提示してもらえると介錯できるので「★キャンペーンから最大限の成果を得るには Google広告の何の機能を有効にすればよいかを判断できる」が正解となります。
他の回答については深堀はしませんが個別の機能の説明をしているのでパフォーマンスプランナーを使うとできるようになることではなく、パフォーマンスプランナーとは無関係に普通に利用できる機能なので正解としては不適切となります。
パフォーマンスプランナーはGoogleの運用を行なっている中で積極的に利用していることは正直なところ少ないです。
理由としては怠慢というよりも週ごとにプランを作成を推奨されていますので、対応する工数が多くなってしまう点があります。
広告運用している場面では、そもそもパフォーマンスプランナーでいちいち調べる必要はなくて改善案がGoogle広告の管理画面に出てきますし、改善案を自動適用することで解決してしまうことも多いです。
その他にも予算制限やBtoBでパフォーマンスプランナーの利用のための要件を満たしにくい案件もあり、パフォーマンスプランナーを最大限に活用できないことも少なくありません。個人的には予算が潤沢で高速でPDCAを回して改善していく必要がある広告主には利活用すると高いパフォーマンスが得られる機能だと考えています。
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