広告とは直接的な関係はありませんがGoogleウェブマスター向け公式ブログにてモバイルファーストインデックス(MFI)の開始を告知したというニュースが飛び込んできました。
近年、検索エンジンがパソコンで利用されるよりも、スマートフォンで利用されることが多くなってきており、Googleが会社の方針として「モバイルファースト」というスマートフォン重視の姿勢を掲げてから、数年経ちました。
2016年11月に正式に告知されたモバイルファーストインデックスですが、2017年にはモバイルファーストインデックスへの移行に苦戦しているという公式的な見解がGoogleから出ていたこともありました。
しかし、そこは流石のGoogle。意外と早くMFIが開始になったという印象です。
検索エンジン利用者の利便性、快適性を重視したモバイルファーストの精神を1年半くらいで、具現化したものが、MFIという1つの形になったと言えるでしょう。
今後、検索順位にどのような影響が出るのか?未知数な部分も多いのですが、日本国内ではMFI未対応のウェブサイトが多いと言われていますので、多くの企業で来年度は必ず対応していくことが重要になってくると思います。
とくにBtoCのビジネスではMFI未対応は致命的になってくるでしょう。
蛇足ですが、MFIはモバイルファーストインデックスの略語ですが、MFiはMade for iPhone/iPad/iPodの略語です。MFiはApple製品とサードパーティー製の電源ケーブルなどの各種アクセサリーが互換性を持つことを保証するためのライセンス制度のことを指します。2005年に発表されたものです。MFIとMFiでまったく意味が違いますので、要注意です。
追記:2019年7月
Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)を新規サイトではデフォルトとして2019年7月1日から適用することを告知しています。
追記:2022年12月
Googleはモバイルファーストインデックス(MFI)を2022年3月で適用完了を告知していましたが、白紙撤回されており、完了時期は不明です。最終的にはMFIの移行が行われない可能性もあります。
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