クライアントが Google 検索キャンペーンの導入に懸念を示しています。クライアントの懸念事項について詳細を把握するには、どのように伝えるのがよいでしょうか。
回答
★「懸念されている点について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか」
「上司の方がご心配されているということでしょうか」
「お客様がお聞きになった情報は誤っています。どのような役職の方からお聞きになりましたか」
「不安なお気持ちはお察ししますが、ご心配はいりません」
◆解説◆
この設問は一般常識問題と判断してよいでしょう。やはり「懸念されている点について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか」と何が課題なのか?を聞き出す必要がありますね。その上で懸念点を払拭するような、ご提案をするのが筋ではないでしょうか?
まず「上司の方がご心配されているということでしょうか」というのは、そもそも上司や決裁者などが課題になっているということを断言しているので、少し方向性が違う印象です。上司などは無関係でGoogle検索キャンペーン自体への広告効果の懸念の可能性も考慮すべきでしょう。
また「お客様がお聞きになった情報は誤っています。どのような役職の方からお聞きになりましたか」では、逆にGoogle検索キャンペーン自体への広告効果の懸念の可能性に言及していると思いますが、Googleの日本語翻訳の問題もありますが、言い方がキツイ印象です。誰から聞いたのか?を聞き出すことも本質とは離れてしまっている印象もありますね。
最後の「不安なお気持ちはお察ししますが、ご心配はいりません」というのは営業マンとしては安心感を醸し出しているので、ある側面では良いのかもしれませんが、そもそも心配無用と断言して大丈夫なのか?何に対して懸念点を持っているのか理解せずに、Google検索キャンペーンを推奨してしまっていいのか?という疑問点も湧きますね。
クライアントの気持ちを察する姿勢がセールス担当者には重要だと思いますよ!